多頭飼いをしていると起こる“布団へのおしっこ問題”。
実はこれ、縄張り争いやストレス、あるいは他の猫への「いやがらせ」などが原因ということも多く、まぁうちも時々やられてます。6匹もいると、もはや犯人がわからない…
慌てて拭き取ったとて、ニオイもシミも全然取れないし、何より乾かないんだよね…。そもそも、羽毛布団って洗濯機に入れちゃまずそうだし?
そんな時に頼ったのが、コインランドリー。しかし、これはベストチョイスじゃないの!
ずばり正解は、ペット対応の布団クリーニングサービスを利用することです。
この記事では、猫の布団おしっこが発生したとき、まずやること、そして「自力ではどうにもならなかった時の最終手段」について、体験を交えて詳しくご紹介します。
コインランドリーを勧めない理由もね!
目次
自宅での応急処置方法|まずやるべき初期対応とは?
「少し濡れただけだし、乾けばいいかな…」と思って放置すると、布団に浸透してアンモニア臭がとれなくなったり、繰り返しマーキングされるようになります。しっかりと対処しましょ。まずは、以下の手順で応急処置だよ。
私は、洗えないスプリング入りマットレスにやられた場合は、消臭後、アイロン(高温・ドライ)をかけます。乾燥するまで待てないのと、ニオイ成分を熱分解させてやろうという考えです。もし、範囲が少なく、初動が早かったなら、この方法はなかなか効果があると思う。
ただ、完璧な方法ではないので、オシッコ成分を理解した上で一番いい対応をしてほしいです。
猫のおしっこの臭い、強烈なのには理由がある?
敵を理解してこそ、戦えるというもの。
実は、猫のおしっこが特に強烈な臭いを放つのは、猫特有の成分「フェリニン(Felinine)」が関係しています。
フェリニンは、アミノ酸由来の成分で、特に未去勢のオス猫に多く分泌される傾向があります。このフェリニンが空気中で酸化・分解されることで、ツンとした刺激臭を発する揮発性物質へと変化しているそうな。
だから市販の消臭スプレーや簡易的な部分洗いでは太刀打ちできないんだよー。
ちなみに、私の考えた【ニオイ物質を熱によって分解してやろう作戦(アイロンがけ)】はあながち間違っていません。フェリニンそのものは不安定な化合物で、高温環境下(加熱・乾燥など)で分解が進み、より臭いの強い分解産物となるものの、揮発するから。
じゃあ、問題物質を熱分解で揮発させたら、布団からニオイが取れると思うじゃん?
ところが!フェリニンの分解によって生じる強烈なニオイ成分は「一部は揮発するが、布団に残留しやすい性質も持つ」ため、実は完全消臭はほぼ期待できないらしい。
しっかりと専用洗剤や高温水+脱臭処理で、繊維に残った「臭いの元」を化学的に分解・除去するプロのクリーニングしなきゃ、完全解決とはならん。なんなら臭い残ってるから、お猫様にトイレ認定されて繰り返される可能性があります。
次回は「コインランドリーは利用しない!」と言い切るワケ
私も最初は自宅で何とかしようと頑張りました。でも、まぁまぁ高価な羽毛布団ということもあり、ボリュームのせいで、洗濯機に入らず、洗うこともできなかったんですよね。
洗濯機に入らなかったら手洗いすればいいじゃん、って思った?
それ無理だから。つまりは脱水もできないってことなんよ。
結局、中途半端にびしょびしょの布団を抱えて、近所のコインランドリーに駆け込むことになりました。
知ってます?布団をコインランドリーで洗濯する手順…
基本的に粗相したものは持ち込んじゃダメなんで家で下洗いが必要です。ええ、やや濡れた布団を大きいゴミ袋買って、詰め込んで、車で運ぶことになります(もちろん、まだ臭いし、45Lのいつも使ってるゴミ袋には入りきらない)。
コインランドリーって、結局のところ、いくらかかるのかわかんない。
そもそも、布団に適した洗剤ってなんなの?
いざ品物をぶち込もうにも、大きいサイズの洗濯機は人気だし、空くのを待って、洗濯が終わるのを待って、乾燥機にいれて乾燥するまでにどのくらいコインがいるのか、トータルでどのくらい時間がかかるのか、これまたわかんない。
そしたらね、救世主が現れたんですよ。
「預かって洗ってあげるよ」っていう主みたいな、おそらくプロの人?ここの運営者なのかな?って感じのおじさんと受付女性。(←この営業方法は違法ですよね?)
でも、なんだかね、わからなすぎて頼んじゃいまして。
いくらだったと思います?
5,000円です。これが高いのか安いのか、判断できない。5,000円分のコイン用意してないし。もう、いろいろテンパってた私は、おじさんの言い値の現金を手渡ししたんだよね。
ってことで、契約は成立し、「3時間後に来い」と言われ、3時間後に行ったら、謎に布団が台の上に置きっぱなし(おじさんはいない)になってました。えっと、臭くなくなったし、たぶん洗ってくれたと思う。乾いてたから。
以上、コインランドリーをおすすめしない理由です。
そして、私は宅配クリーニングを強く、強くお勧めいたします。
圧倒的安心感のあるペット対応の宅配布団クリーニングを見つけた
ペットの粗相に対応してくれる布団クリーニング業者があるのをご存じですか?
宅配クリーニングなら、自宅にいながら依頼ができるから、あのかさばる布団を車に積んで運ばなくていい!
そうそう、せっかく依頼するなら、ペットの尿汚れ・ニオイに特化した洗浄、 抗菌・消臭・防ダニ加工などのオプションも選べるところにしたい。
依頼する際は、受け入れ不可のところもあるので、以下の点をチェックしてね。
- ペットのおしっこ対応を明記しているか
- 完全個別洗いかどうか(他人の布団と混ざらない)
- 集荷・配送が自宅で完結するか
- 価格は明朗か、追加料金がかからないか
これ全部クリアしたのが、宅配クリーニングのデア。料金も羽毛布団でも良心的。布団を梱包する袋も送ってくれるし。
さらに、天然せっけんで洗うからアレルギーの人にも猫にもたぶん優しい。布団も広げて洗ってくれて、そのあと、ジェット水流でガッツリすすぎってことなんで、なんだか、めちゃくちゃ、きれいになってかえってきそう。
発情期の猫に悩まされてた友人も依頼したらニオイとれたと絶賛してました。(消臭加工もつけたそうな)
こちら定期的に割引クーポンやLINEクーポンもあるみたいだし、家族分出せば往復送料も無料になる!これは、お得に利用できそうです。
猫のトイレトラブルを防ぐためにできること
再発を防ぐには、猫のトイレ環境の見直しが大切です。
- トイレは猫の数+1が理想
- 定期的な掃除で常に清潔に
- 万が一のために防水シーツを布団に敷くのもおすすめ
そして私は、洗えないマットレスに粗相されたときのために、「リンサー」を購入いたしました。水を吹きかけながら、掃除機のように水分を吸い取るアレ。
すごく良い!ぞっとするぐらい、茶色い水が回収できます。
でもね、スプリングマットレスの場合、下手すると、スプリング錆びるかも(汗)
なかなかどうして、それなりに、濡れましたし、乾きづらい(笑)
夏の日差しとか、布団乾燥機を併用すれば、うまく使えるかもです。そんな都合よく、事件は起きないけど。
しかーし、これを購入したことで、精神的には「オシッコされても大丈夫」という強気な自分でいられるので、買ってよかったと思っています。
まとめ|猫のおしっこ問題、無理せずプロに頼ろう
布団におしっこされたら、こちらもイライラしてしまいますよね。
自分で頑張ったところで完全消臭できないし、時間もとられちゃう…
もう、それなら、ペット対応のクリーニングに頼るのが一番ラクで安心だと実感しました。
布団をまるごとキレイにしたい人は、ぜひ一度試してみてください♪
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