20年くらい前はキャットタワーって高価で、選べる種類も少なかったんだよね。
でも今は、部屋にピッタリ合うオシャレなのがたくさん!さらに最近は、DIYがラクになる便利なパーツも出てきてて嬉しい限り♪
ということで、我が家のオリジナル3代目キャットタワーをつくったノウハウと、DIYしない人向けタワーをとりあげてみました。
目次
キャットタワーは「高いところ=見張り台」がカギ
猫はもともと高い場所を好む動物。
これは本能的な行動であり、特に野生のネコ科動物——たとえばピューマやヒョウなどは木の上に登って外敵を見張ったり、獲物を狙ったりします。
家庭内でもこの本能は健在で、猫にとって高い場所は「安全な監視ポジション」になるわけ。これは「弱いから高いところへ逃げる」のではなく、「強いから支配する」ポジションってことなので、多頭飼いの猫同士では、優位な個体がキャットタワーの頂上を陣取ることがよくあります。
権威性アピールってマジで怖いよね。うちでは、キレやすい茶トラが居座ってる。
つまり、キャットタワーは単なる遊び道具ではなく、猫にとって「本能に寄り添った住空間づくり」に欠かせないアイテムなんです。
手軽にできちゃう?自作にチャレンジしたい人へ
「うちの猫、キャットタワー使わないんだけど」という方もいます。理由のひとつは「高さが合わない」「素材のにおいが嫌い」「動きが不安定」など、市販品が猫の好みにフィットしていないからかも…いや、単純に興味ないだけかもしれません。
まぁそれでも、猫が家にいるなら、野生を取り戻せ!ってことで、キャットタワーを作ってみるのもありじゃん?サイズも素材も、猫にも家にも合わせて自由に設計できる。そうそう、猫がいらないっていうなら、のちのち家具として使えばいいし?
オブジェとしての価値は残るでしょう(笑)
ちなみに、最近はお安い市販品も多数あるので、手作り=安いというのは当てはまりません。使うか使わないかわからない、そして安全性を優先するから、コストも労力もかかる、そこをあえて手作りに挑む…これって猫の下僕にはたまらない、一種の盲目的ご奉仕になるのでは?
実際に作ってみた! ツーバイフォーでDIY
簡単!ツーバイフォー材+突っ張りパーツで作るキャットタワー
ツーバイフォー材(2×4材)と突っ張り金具(ディアウォールやラブリコ)を使えば、初心者でも手軽にDIYできます。壁や天井を傷つけず、猫の動線に合わせて棚の位置も自由にカスタマイズ可能です。
ホームセンターで木をカットしてもらって、電動ドリル使えばシンプルなものなら、約1日ほどで完成。ただし、ギャラリー(猫)により作業スピードは異なります。
因みに、カット木材、簡単ジョイント、電動ドリル、金具、麻ひもなど購入すると、余裕で1万円以上かかりますね(笑)
そして、その日、素人大工が頑張る日給もプラスしたら…
まぁ購入した方が、クオリティを含めてばっちりなんですけど、完全オーダーメイド、大切な猫ちゃんへのプレゼントというプライスレスな気持ちをこめたい人いるよね?
では、以下ざっくり作り方を紹介しちゃいます。
基本構成
項目 | 内容 |
---|---|
支柱 | ツーバイフォー材3本(天井高によって調整) |
突っ張り金具 | ディアウォール、ラブリコなど |
棚板 | 30×40cm程度の集成材や合板 |
棚の固定方法 | L字棚受け金具+ネジ |
爪とぎ追加 | 麻縄やじゅうたん生地を巻き付け |
材料リスト(例:シンプルなタイプ)
- ツーバイフォー材:236cm ×3本(天井高によって調整)
- ディアウォール or ラブリコ:6個分
- 棚板:3〜4枚
- L字金具:6〜8個
- 麻縄:10m程度(必要な長さに応じて)
- 木ネジ・ドライバー・水平器など
作り方ステップ
- 柱を準備
カットしたツーバイフォー材を3本用意し、突っ張り金具を上下に装着して固定します。ディアウォールなら、天井の高さから約40mm短く、 ラブリコなら天井の高さから95mm短い2×4材を用意します。(一応調べたけど、作る人は公式でも確認してね) - 棚を設置
3本の柱の間に、L字金具で棚板を取り付けていきます。猫のジャンプ力を考慮して、30〜40cm間隔が目安です。 - 爪とぎパーツを設置(オプション)
柱の一部に麻縄を巻き付けたり、じゅうたん生地を貼ると、より猫が使いやすくなります。 - 安全確認
棚板がしっかりと固定されているか、全体がぐらつかないかをチェックしましょう。
「自分の家に合うサイズ感」「猫の性格に合う高さや素材」を調整できるのが、DIYの大きな魅力!どんくさい子に合わせたり、家具の配置に合わせられるよ。
プレゼントっていうのは、相手のことをおもって選ぶ時間も楽しいですもんね(`・ω・´)b
【DIYが苦手な人向け】おすすめキャットタワーアイテム
「DIYはちょっとハードルが高いな……」という方に向けて、アフィリエイトで紹介できるおすすめアイテムもいくつかあります。
- つっぱり型キャットタワー:天井と床で固定するタイプは、揺れにくく安定感あり。
「ねこゴロン」のキャットタワーはコンパクトで、窓の外をのぞくのが大好きな猫をよく知ったアイテムかと。窓の開け閉めに影響しないのもいいよね。 - 木製のインテリア調キャットタワー:家具になじむデザインで、猫も飼い主も満足。
家具的要素も備えた「ねこ家具」もシンプルなみためと、程よい遊びごころがいい。
キャットタワー本棚、猫棚シリーズなんかオシャレすぎて驚きました。 - 据え置き型+ハンモック付き:高所が好きな猫と、くつろぎスペースを求める猫、両方に対応できます。
選ぶときのポイントは「高さ」「安定性」「ステップの広さと配置」。特に猫が高齢だったり、足腰が弱い場合は、ステップ間の間隔にも気をつけてくださいね。


まとめ:キャットタワーは猫との暮らしを豊かにする
キャットタワーは、猫にとっては本能に応える重要なアイテムであり、人間にとっては快適な共生空間をつくる手段でもあります。
市販品で合うものがあればそれがベスト。でも、「うちの子にちょうどいいものが見つからない」と感じたら、思い切ってDIYしてみるのも大アリです。
猫の視点と性格を観察して、家の中に「お気に入りの場所」を増やしてあげましょう。キャットタワーは、その第一歩になるはずです。
そして、一度キャットタワーを手に入れた人が行き着く先って知ってます?
キャットウォークを作ろう、です(笑)
さぁ、みなさん家中に空中庭園を発生させましょうぞ!
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