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猫がエリザベスカラーを嫌がるときに!手作り術後着でできるケア方法

2025/07/01

避妊手術をした猫さんは特に、抜糸まで傷を触らないよう、エリザベスカラーだったり、術後着を着せられて帰宅するよね。

うちの方たちも、ええ感じの肌着感でご帰宅しました。そして、すぐトイレで汚したよね…

そうそう、エリザベスカラーも購入したんですけど、あれ、多頭飼いだと、元気な奴がカラーの縁を手でバシバシやってくるのよ?そうすると、首ブンブンなるじゃん?イライラするじゃん?ケンカなるじゃん?となると、もうエリザベスには期待できないわけで。

一時的なら使えそうな代用アイテムをいろいろ作った結果、たどり着いたガチ愛用アイテムをご紹介します。

ちなみに、どん兵衛を使った簡易カラーの作り方はこちら。

※手作りアイテムは、猫の安全に注意して試してください。でも、コスパいいし、もしかしたら誰かの役にはたつかもしれないと思ってシェアする。
しっかりと安全が確認された市販品も紹介するので、そちらを強くお勧めするよ♪


目次

なぜ猫に術後着が必要なのか?

猫は本来、自分の体を舐めて清潔に保とうとする習慣があります。
そのためか、傷や違和感のある場所に気づいちゃうと、執拗に舐めたり引っかいたりしてしまうんだよね…
特に、避妊・去勢手術後やケガの治療中は、そうした行動のせいで、回復が遅くなるから、由々しき事態であります。

一般的にそういった状況では「エリザベスカラー」を病院から渡されるけど、それはそれで…

  • 食事や水が飲みにくくなる
  • 家具にぶつかってストレスを感じる
  • 歩きづらくて動かなくなる
  • 無理に外そうとする

実は多く臨床観察でも、「動きにくさ」「飲食困難」「不安行動の増加」が報告されているそう。
たしかにガッツリ外れないイカツイ作りになってる。医療用の保護具だもん、それはそう。

高齢だったり、大人しい猫ちゃんだったり、もうちょっとライトなもので傷を触らない子なら、簡易カラーも試してみるのもいいかも?もちろん、ちゃんと機能するか確認してね。

ということで、今回は、手作りのカンタン術後着をシェア。

簡易術後着の作り方(画像付き解説)

①要らない大人サイズのTシャツを準備したら、赤線にそって切り取る。
1枚のTシャツから2着分作れるよ。
②1枚用意したら、裾部分を左手に置いて、二つ折り
③こんな感じね
④赤い点線にそって5本切り込みをいれる。
⑤手足が出る部分も切り込みいれる。
⑥ここはお股部分になるから、切り落とす
⑦わにしてた部分を開くとこんな感じになるよ。
⑧イメージとしては、こんな風に手足をいれて
⑨背中部分で片結び
⑩これが意外にリボンみたいでカワイイ!
サイズ調整自在。

おすすめの市販品といえば、コレ!


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感想(24件)

こちらの商品は「脱カラー宣言!」をコンセプトに開発されたエリザベスカラーの代わりにつくられた術後服。獣医師の専門知識を活かし、避妊・去勢手術やガーゼ固定によるテープかぶれなど、多くの術例で利用されています。動きにくさを軽減しつつ、猫の快適さを追求した設計が特徴です。

モデルの機嫌が悪いですけど、服は可愛いです(笑)。そして、すぐ穴をあけちゃうエビちゃんをもってしても、まぁまぁ、耐久性あり。

↑この紫のロンパース風のもう少しお安めバージョンなど、別バージョンのリンクがみたいひとは『猫に服を着せるなんて可哀想?そう思う前に知ってほしいこと』の記事へ。

以下こちらの術後着を推す理由なり。

1. 吸湿速乾性と抗菌・消臭機能

吸湿速乾性に優れた素材で、消臭や抗菌効果があるから、汗や湿気をすばやく吸収して乾かしてくれるし、菌の繁殖や嫌なニオイを抑えてくれて、猫にも家族にも優しい。

2. 肌に優しいpHコントロールと静電気抑制

猫のデリケートな肌を守るために、肌と同じ弱酸性の領域を保つpHコントロール機能あり。静電気が起こりにくい素材ってのもいいよね。

3. UVカット機能

室内外を問わず紫外線から傷口を守るため、UVカット機能がついた術後着を選ぶのもポイント。

4. 伸縮性があり動きやすい素材

術後でもできるだけ自由に動ける、締めつけがなく伸縮性の高い素材。

5. 細かな縫製・日本製など品質面

丁寧に仕上げられた日本製の術後着は、耐久性や着心地の面で安心感あり。

6. お手入れのしやすさ

手軽に洗えて清潔に保てる。

【まとめ】術後に飼い主ができること、してあげたいこと

術後・療養中の猫に起こりやすい変化と注意点

猫は痛みや不調を隠す動物のため、少しのサインも見逃さないことが重要。以下のような点に注意して観察するといいらしいよ。

  • 食欲の低下:麻酔や痛み止めの影響で一時的に食欲が落ちることがありますが、24時間以上何も食べない場合は要注意です。
  • 排泄の変化:トイレの回数が極端に少ない、または下痢・血尿などがある場合は獣医師に相談を。
  • 傷口の状態:赤み・腫れ・出血・膿が見られるときは感染の可能性があります。術後着やカラーを使っていても、1日1回は傷の様子を確認してください。
  • 元気がない、動きが鈍い:呼びかけに反応しない、呼吸が荒い、震えるなどの症状はすぐに受診を。
  • 術後着やカラーによるストレス:暴れたり動かなくなったりする場合は、方法を見直す必要があります。

飼い主ができること

  • 猫のペースを尊重し、無理に触ったりしない
  • 体調や傷の様子を毎日記録する
  • 違和感や不快感があればすぐにケア方法を見直す
  • 静かで安心できる環境を整える(高い場所は避ける、クッションなどを使う)
  • 心配な場合はすぐに動物病院へ連絡する

あなたの選択が、猫の回復を助けます

術後ケアに「絶対の正解」はありません。
猫の性格や体質、傷の状態に合わせて、最適な方法を選んでいく柔軟さが大切。

手作りの術後着やカラーがフィットする子もいれば、市販品の工夫された設計が安心な子もいると思う。
この記事が、あなたと猫ちゃんにとって「ちょうどいいケア方法」を見つけるヒントになれば嬉しいです。